劇場版「おおかみこどもの雨と雪」 追記アリ [できごと・日記]
==追記==
見てきたっ!
時をかける少女、サマーウォーズに続く細田守監督の待望の新作劇場版アニメ「おおかみこどもの雨と雪」。
ツイッターに要約書いたんだけどね、本作は花、雪、雨親子の成長のお話。
母は「おおかみこども」という特異な子供たちを世間から守って育て、子供たちは自然の中で自由奔放に育っていく。
子供時代の雪はトトロのメイをより野生児化したような女の子。元気でやんちゃで、でも母の言いつけを守ろうとする素直な心も持っている。雨は雪と正反対の甘えん坊で臆病で大人しい男の子。
でもね、成長してゆくにつれだんだん姉弟の立ち位置が変化していくんだなぁ。どこでそうなっちゃったのか・・・それは映画を見て確認してみて。
特に大きな盛り上がりというものなく、物語は淡々と終焉へ。
街中でオオカミに変身してしまう子供達を育てられない。思い切って田舎暮らし。
田舎でひっそり暮らすつもりだったのに、やはり人は孤立しては生きられないものですね。いつのまにか田舎の人々との交流も芽生えたりして。
ツンツン(デレない)な韮崎爺さんは菅原文太さんが演じてるんだけど、朴訥としたじーさんを好演していらっしゃいました。
雪の同級生のそうちゃん(草平)、いい子!!!!こういう男の子いいよね~。
先日音響制作の方にお話を伺う機会がありまして、子供時代の雪と雨の子役声優は、監督がひと声聞いただけで「この子だ!」って選んだそうですよ。 本当に対照的なキャラの役にピッタリでした!
今回音声収録はガンマイクを使ったりして、通常のアフレコ形式とは違っていたそうですね。日テレの番宣では細田監督が、リテイク指示にいちいち音響ルームの席を立ってアフレコブースへ通っていたのもすごーいって思いました。
同じく番宣で、何気ない風景の背景のを動かす試みをしていたのを見たので、気になって見てました。木々の葉のざわめき、花々の揺れ、土砂降りの雨、雨の日の蜘蛛の巣etc.
そんな背景もじっくり見るといいと思いますよ。
CMでもお馴染み、花が「しっかり生きて!」と叫ぶあのシーンがクライマックスです・・・