3回目のヴァイオレット・エヴァーガーデン鑑賞！

ロングラン上映されている

劇場版「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」

ドルビーシネマ版が再上映になると知り

いい音で見てみたい～♪と思い行ってきました。

　

冒頭、暗い道を歩く足音、時計の時を刻む音が聞こえ

テレビ本編9話からの見覚えのある家へ

場面が移り・・・

今回はかすかな音も聞こえたり

劇伴の迫力ある音楽も堪能できました。

音楽の重低音が響く時は

地鳴りがするように劇場に響くし

オーケストラのストリングスの音が美しかった。

劇場版は、9話に登場する少女アンの孫娘が

狂言回しの役割を担っているので

是非とも9話をおさらいして見るべき。

というか、全話見てから劇場版を見ると

細かなエピソードを思い出して感慨深いです。

　

ヴァイオレットが持つブルーの日傘は誰にもらったのか

王女と王子の公開恋文のエピソードとか

少佐との出会い、戦争のエピソードも。

　

生死不明だった少佐の消息が分かるのも

嬉しかったです。

ですが、少佐はヴァイオレットに対して

様々な事を自分の責任と考え、すまないと思ってる。

だから会わす顔がない、と。

でも、ヴァイオレットにとって少佐は

生きる術、生きる意味を教えてくれた人

彼女にとっては世界の全てであるので

「人を愛する」意味が分からなくとも

傍にいたいとずっとずっと願っていたのよね。

　

18歳で自動手記人形の仕事を辞め、

エカルテ島へ移り住んだ後は

願い通り、少佐と暮らしたことでしょう。

　

後にアンの孫娘デイジーがエカルテ島へ訪れた時、

ヴァイオレットが付けていた

自動手記人形の認定ブローチを郵便局員が付けていたこと、

郵便局員が親指を立てるしぐさ・・・

あれはヴァイオレットから受け継いだものと推察されますが

子孫なのでしょうか？？？

　

少佐に会ってもらえず、エカルテ島から船で戻る時

少佐の呼ぶ声が聞こえたら

迷わず海に飛び込むシーンは清々しかった！！

その後で、何も言葉にならずただえぐえぐ泣いてるだけには

気持ちは分かるのだが、何か言って～～と思いました。

　

ヴァイオレットは不幸じゃないのよ。

少佐に出会ったからこそ、

少佐に愛されて少佐を愛することができたんだから。

　

京都アニメーションスタッフの皆様

痛ましい放火事件のあと、

この作品を世に送り出してくれたことに感謝いたします。

この作品が大好きです

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