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ジュリー(沢田研二さん)主演と聞いて母と見てきました??
何でも12ヵ月の四季の移ろいを撮る為本当に1年かけて撮影したそうですよ。

長野県白馬が舞台。銀世界の冬から物語はスタートします。
自給自足をしながら作家稼業を生業にしている60代の男がジュリーの役。
農家ではないので、自分が食べる分だけの野菜を作り、

野山で山菜などを必要なだけど取ってくる生活。

ご飯は昔ながらのかまどで、お釜を使って炊くのです。

バリバリのおこげもできたりして。
一汁一菜というような質素な食事は、

昔懐かしい日本古来の食事のスタイルだよね?と、思い起こされました。

里芋を道具を使って洗い皮を剥く作業。

ウチの母の田舎(祖父は半農半銀行員)でもやっていたそうです。
映画前半はそんな田舎暮らしのグルメ映画?!ってくらい、

ジュリーが様々な料理を作るんです。
まぁそれも茹でただけとか質素な料理なんですけどね。

奥さんは13年前に亡くなっている設定。

お料理は禅寺での修行で多少の覚えがある、と。

淡々と季節が変わって行き、その中にちょっとした出来事を挟んで、

また冬が来るというお話。

松たか子さんは、原稿を取りに来る編集さんにして、歳の離れた恋人?!

ジュリーの作る料理を美味しい!美味しい!って食べてました。

ポスターで並んで頂きますをしてるのは春にたけのこを食べるシーンなのです。

1960年代?1970年代頃の暮らしを今やってる場合?!とは思うのですが、

時間に追われない田舎暮らしで、自給自足をやっているなら

それも可能なんだろな、と思いました。

雪の札幌に3日間滞在しただけで、雪国には住めないなぁと思った

根っからの江戸っ子ですが、子供の頃夏休みに過ごした母の田舎(京都府亀岡市)は、

とっても面白かった。そんな思い出とダブりました。

日本人の暮らしぶりを思い出させてくれる映画だったと思います。

ジュリーはじじいにしか見えませんでしたが、

エンディングに流れた歌声は往年の声そのものでした#59140;

ジュリーーーッ#59117;#59117;#59117;


それにしても銀座和光の裏手にこんな映画館があるとは

初めて知りました。銀座は数えきれないほど来てるのに。

娯楽作というよりは渋いチョイスの映画を上演してるのかな。

 
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