前篇に引き続き、「3月のライオン・後編」を見てきました!




物語は将棋の世界だけではなく、

零が親しくしている川本家の家庭問題にも踏み込みます。

原作にあるひなたのいじめ問題は

映画の尺では仕方ないのですが

割とあっさり解決したなぁという印象。

転校を余儀なくされたお友達についてもう少し

掘り下げてくれたら良かったのですが

上映時間が長くなっちゃうから致し方なし。




父親問題はまだ原作を知らず、

どうなるのか初見で見ておりました。

ちょっと零君でしゃばり過ぎでしょ感が良く出ていて

3姉妹の出した結論に納得です。




将棋の世界では宿敵とも言えるあの男との対決が見せ場。

彼にも人間的な弱さを見せるシーンがあったのが

良かったですね。




原作を知っているからこそ言えるのですが

キャスティングが合っていましたよね~。

神木君はとっくに二十歳を超えているのに

小柄な事もあって高校生役がハマっていました。

胃痛持ちの島田さん、晴信、後藤さん、三姉妹の父親も

ハマっていたと思います。

義姉役は、ちょっとイメージが違っていたかなぁ。




映画のラストはまだ原作で描かれていない

ストーリーとの事で

これから原作を読むのが楽しみになりました。

まあその先も見たかったですが

納得のいく終わり方だったと思います。




前編・後編に分かれて制作された事で上映時間が長くなり、

より詳細にエピソードが描かれたのではないでしょうか。

原作ファンが見ても、印象的なエピソードを

ピックアップしてあったので入り込み易かったです。




ところで零君の結婚宣言は原作ではその後どうなるのでしょうか?

映画ではうやむやに流れてしまったからなぁ・・・