- 親ばか(わんこ)
可哀想に目を見開いたまま亡くなりました。
お目々ギョロちゃんだったからね。
少しでもまぶたが閉じるよう、箱に入れるまで一晩
テープで固定しました。
テープを外してやりました。
薄目を開いていますが、これ以上閉じないんです。
でも、穏やかなお顔をしていませんか?
ベロが少しはみ出ています。乾燥して黒くなっちゃった。
おんぷハウスで最後の夜を過ごしました。
寝ているように見えますよね?
思わず「タッチ!」のセリフを思い出しました。
「きれいな顔してるだろ? こいつ、死んでるんだぜ…」 って
体はコチコチです。
病気で長患いしていたリュウタはガリガリに痩せてしまいましたが
おんぷは昼までいつも通り元気にしていたのです。
だから見た目は病気だなんて分かりません。
段ボールの柩に納棺しました。
母が近所の青果店からもらってきてくれたものです。
細い穴を内側から塞いだので内側がでこぼこしています。
妹が買ってきたぶどう、母が用意したお花も添えて・・・
この後タオルで枕をさせ、いつも食べていたドッグフードも入れてもらったね。
そして動物霊園の方が車で引き取りに来られ、おんぷは旅立って行きました。
車が道の角を曲がるまで家族で見送ったよ。
車の中には亡くなったよそのペットたちが納められていました。
一緒に火葬されるのですね。
おんぷ、寂しくないよ。仲間と一緒だよ。
ウチの子になって4年と4ヶ月弱。
おんぷと一緒で本当に楽しかった。
リュウタが亡くなった寂しさをあっという間に癒してくれました。
ありがとうね。
おんぷがいなくなった今、これからどうしたらいいんだろう?