知り合いの方からおススメされて、

恵比寿にあるお寿司屋さんへ行ってきました。

恵比寿駅西口から4~5分。線路沿いの坂道の途中のビル2階。

この灯篭が目印です。



 

夜は18時、19時、20時30分の3部制。

20時30分の部に予約入れました。

この日はお友達と2人で行ってきましたが、3組で一斉スタートです。



ドリンクはポンカンジュースをオーダーしました。




ガリはおつまみにもなるようにと、角切です。

ガリ大好きなので、3皿いただいちゃったよ~♪



トロの手巻き寿司からスタート。

シャリと海苔を味わってほしいとのこと。

赤酢のシャリはしっかり目の味付け。

海苔は青のりが入っているもので、パリっとしてて

とても香りがいい!!

 

この日のネタ見せ。

丁寧な下ごしらえで、とても美しい。



 

大将の鎌田 研さん

とってもお話上手で気さくにお寿司のウンチクを語ってくれます。




サワラ。藁で燻してあります。

わさびとカラシで食べ比べ。

燻製って食べ物を美味しくしますね。

 


いくらの醤油づけ。ゆず皮おろしがかかっており、

混ぜてスプーンでいただきます。

これ、シャリ無しんですよ。嬉しい!贅沢~~

季節的にいくらは食べ納めなんですって。

醤油漬けは漬け置き時間が長くなると皮が固くなるため

前日に仕込んだものを提供してるんだって。

 

 


のどぐろ炙りとスミイカ。

のどぐろは旨味の余韻がいいですね。

スミイカは塩とすだちで。歯切れの良さを楽しむにぎり。

 


メヒカリの揚げ物、自家製ポン酢。

皮がパリパリ、身はふわふわ!

その食感のコントラストがいいですね~。

フルーティーなポン酢も美味。

 


鱧と松茸の土瓶蒸し。

わぁ!季節のご馳走登場です。

実は前日、家でも松茸ご飯を食べたばかり。

傘が開き過ぎない加減の松茸、美味しゅうございました。


 


シラカワ(白甘鯛)

白身の王様と称されるお魚。味の余韻と鼻に抜ける香りを楽しみます。

 

 これから4種のまぐろにぎりが登場します。

美しいサク状態のまぐろたち。


 

目の前で次々に用意されるネタ。

大将の「手」もキレイですね。


まぐろ4種

赤身、中トロ、トロの漬け(カラシのせ)、大トロ。

 


 

寿司ネタの王道のマグロ。

大トロでは脂の融点に寄せる為、シャリも温かいものにチェンジ。

おひつはとても小ぶりなものを使っていて、

ちょいちょいチェンジして、

常時人肌程度のシャリ温度をキープしていましたよ~

私はトロの漬けが気に入りました。

 


鳳凰美田の柚子酒のソーダ割。

ほんのり甘いので飲みやすい。割と濃いめでした。

 




大将の後ろは氷で冷やすタイプの冷蔵庫。

お店のインテリアのアクセントとなっています。ステキ。

 

 

アジ、カマス炙り

アジはネギとショウガの薬味が効いてていいアクセントでした。

カマスはホッキ貝のチェンジとして。

千葉県産、秋の季節終わりのカマスです。

 (ホタテ、生牡蛎以外は貝が苦手なもので…)

 


毛蟹茶碗蒸しごはん(あさり茶碗蒸しごはんのチェンジで)

シンプル茶碗蒸しの上にシャリが乗ってて

さらに蟹入りあんがかかっています。

豪快に、全部混ぜていただくのです。

こんな食べ方があるとは!


  


車エビ、大分県産。

生きたままボイルすることで、エビミソが流れ出ず

ミソごとまるまる1尾を握ってます。

でかい・・・!

ひと口で頬ばりましたが、口いっぱいにエビが!!

車エビを丸ごととは、なんて贅沢なんだぁ~~

 

礼文島産の極上雲丹。うわぁ、見応えある!

パッと見だけでもいい品というのが分かるよ。


見よ!このウニタワーを!!


シャリよりもウニの方が多いという原価度外視の雲丹軍艦。

これが食べたいが為に来店する方も多いのでは?

私は雲丹が苦手だったのだけど、それは本当に美味しい雲丹ではなかったから。

この雲丹は正真正銘美味しい雲丹です。

ああもう口福ものです。

 

 

穴子、塩とツメのハーフ&ハーフ。

両方いただけるのがいいですね。ふわっふわです。

 

 

かんぴょう巻きとかっぱ巻き。

かんぴょうは濃いめの味付けで、硬めの仕上がり。

片やきゅうりはかつら剥きにしたものを

白髪きゅうりよろしく超細切りにしているので

口当たりがソフトなのです。白ゴマも入っていて香りもよし。

 


毛蟹汁。(しじみ汁のチェンジで)

毛蟹の甲羅から取ったお出汁が効いています。

 


玉。〆となります。

上部はキャラメリゼされててパリパリ。

まるでクレームブリュレか固めのプリンかという玉です。

デザート感覚で味わってほしい、とこの1品になったそう。



コースを普通にいただいていたら、お腹いっぱい。

シャリこまにしてもらえば良かった#59142;#59142;#59142;

 

大将はとっても気さくでお話上手。

手元が見渡せるカウンターで大将の仕事を見ながらのお食事は

食のライブエンターテイメントを楽しむ印象です。

このクオリティならば納得の料金でした。

 

季節ごとにお魚の旬が変わるので、

また違う季節に伺いたいです(*´▽`*)