書く・描くって楽しい!

伝えよう、みんなが表現者だ!

というテーマの文具メーカーぺんてるの展示会へ行ってきました。


近年ISOTという共同展示会の他に

単独での展示会も行っているのですって。

なかなか大がかりな展示会でしたよ。






芯が折れないシャープペン「オレンズ」のコーナー

通常シャーペンはノックして芯を出して筆記するものですが

オレンズは先端のステンパイプから芯を出さないで筆記する

シャーペンなのです。

芯をガードしているステンパイプが

芯の減りに合わせてスライドしていくので

ステンパイプの長さ分ノックなしで折れずに書ける
というヒット製品です。



普通0.2ミリ芯なんて製図でもやらないと使わないでしょ。

スケジュール帳に細かく文字を書きたい人にはいいのかも?







こちらも人気商品ゲルインキボールペン「エナージェル」のコーナー。

油性でもない水性でもない、滑らかな書き心地が特徴のゲルインキ。

エナージェルの前は「ハイブリッド」ボールペンが

大ヒットしましたよね~。



全世界で6億本売れたんだって!!

筆圧いらない、滑らかな書き心地は私も気に入っています。







こちらはサインペン55周年にちなんだコーナー。

なんと55色のインクから自分の好きな色のインクを

目の前で詰めてもらえるサービスコーナーでした。




「サインペン」はぺんてる発祥の筆記具って知ってた?

当時、毛細管現象を応用した画期的なペンだったのですよ。

オフィスの必需品として、見た事ない人はいないでしょう。


インクの色を作るのって大変なんですよね・・・

ちょっとしたさじ加減で全然違う色になってしまう。

それを55色用意したとは!!

茨城工場の皆さん?お疲れ様でした。



好きな色のサインペンを1本作ってくださるというので

「つつじ色」を作っていただきました。

手作業でインクを注射器のような器具で

充填していただき、店頭には売っていない1本を入手!!






シャープペンファクトリーは

キャップの付いてるシャープ「キャプレット」を

自分で組み立てよう!というコーナーです。



100円シャープなので部品点数も少なく組み立ても簡単!

芯を挟んで送り出す”チャック”部分の押し込みだけ

治具を使ってはめ込みます。



分解・組立は結構やったなぁ。

筆記具を手にすると分解してみるのは職業病かも?w



先端の白い部品がチャックです。

金属リングに押しこみ、固定します。

ノックするとちょっとだけチャックが開くので、

その時芯が押し出される仕組み。



ラメ入り透明外軸にピンクの中軸を入れた

私オリジナルのキャプレットの出来上がり~♪






こちらは画材コーナー

布描きえのぐ「ファブリックファン」

ステンシルシートを使えば、簡単に布に模様が描けるのです。








こちらは軸が全部芯でできた水彩色鉛筆。

学童用にパスティックという色鉛筆がありましたが

(クーピーの方が有名でしたね#59142;#59142;)

こちらは大人の趣味向けに、オシャレなコンセプトで

作られています。




みず筆という筆ペンのインク代わりに水を入れて使う

ボカシ用筆ペンが入っているので、

手軽に水彩画が楽しめます。

トーンの違う3種12色セットで全部揃えたら36色!

みず筆!!懐かしい!!

私ねぇ、みず筆を切手を貼る時に愛用してるんですよ(え?)


こちらの画材は22時から自分の為だけに使う時間に

ちょっとしたイラストを描くのに使って欲しいと

開発された製品なのですって。




色鉛筆タイプの他にパステルタイプもあるのですね。








おみやげをいただきました。

サインペン55周年記念のナボナ。

実はナボナも55周年というのでコラボしたのだそう。

オレンズ0.2ミリ芯、エナージェル、つつじ色インクのサインペン、

自分で組み立てたシャープレット。











文具メーカーの現場を離れてはや16年?!

16年も経つと何やかんや新しいコンセプトの製品が

出てきているものですね~




元文具メーカー人として、今も文具は大好きなので

これからもPentelを応援して行きます。