食べる事とお買物がメインになっている私たちの台湾旅行。

それだけでは海外旅行で何しに来てるの?って

観光を1つもしないのは勿体ないので

最近注目されている台湾鉄道の平渓線・十分(じゅうふん)へ行って

ランタン(天燈)を飛ばしてみることにしました。





しかし、この日も相変わらずお買物に出かけていて

一旦ホテルに戻って荷物を置いて

再び出掛けたのは午後3時を回っていました。




十分へ行くにはまず台湾鉄道(台鉄)で瑞芳駅まで行って

ローカル線の平渓線に乗り換えねばなりません。

台北駅の地下にある台鉄の

4番ホーム(第四月台)の宜蘭・花蓮・台東方面行きに向かいます。

注意するのは「宜蘭」行きだと瑞芳に行かないので乗らないこと

あと、自強号は特急で料金が違いプリペイドカードの

悠遊カードで乗れないらしい。

なので、各駅停車の"區間車"に乗れば間違いないです。

(駅でチケット買って自強号に乗る事も可能です)




さて4番ホームへ行ってみたものの、瑞芳駅へ向かう電車が来ないみたいで

仕方なく宜蘭行きへ乗ってしまいました。

しかし、そのまま乗っていても瑞芳へは行かないので
途中駅で乗り換える事にしました。
昼間なら1時間に2本くらい通っている電車なのですが
夕方になると本数が減ってて1時間に1本くらいみたい。

当初の予定では13時頃までには向かっているはずだったので
電車のダイヤも昼間の時間帯しか調べていなかったのねん。
乗り換えしてやっと瑞芳駅に着きました!


乗り換える時、ホームに平渓線ってペイントしてあるのが目印。

「菁桐」行きに乗ります。




ここでローカル線の平渓線に乗り換えなのですが
こっちも更に本数が少なくて・・・ひたすら待つ事に。


台北駅で買った駅弁を待ち時間に食べました。
駅弁、安くて美味しくて良かった!!
(去年買った駅弁は不味かったんで)



野菜炒めと排骨肉と煮玉子が入っています。






向かいの線路にキティちゃん列車が通るのを見たよ~

もうすっかり暗くなってしまった18:30頃
やっと単線の平渓線が到着!!
十分の到着がどうあっても19時を過ぎてしまうのだけど
ランタン上げってできるのかしら??と
慌ててネットで調べたら大丈夫そうだと分かり、
改めて行く事にしました。



ローカル線で「菁桐」方面へ向かう人はまばら・・・

そんな車両の中で、別行動をしていた杁亜ちゃん組と
電車の中で合流しました!
彼女らは猫の村ホウトンへ行っていたのです。
会えて良かった~♪
お互いモバイルWi-Fi持ってて、スマホのメールで連絡
し合って合流できました。



車内の様子






そしてやっとこさ十分へ到着!!
途中風光明媚な風景の中を通るそうなのですが
真っ暗で何も見えんかった。
また来る時は昼間に来て景色を見たいです。




あ!ランタンが飛んでる!!
私達も上げようね。



十分駅ではタクシーのドライバーが客引きで声をかけてきます。
私ら着いたばかりだっちゅうに!!
駅で悠遊カードで電車賃を清算して降りてランタンのお店に行こうとしたら
しつこく声をかけてくる。
「ノー・サンキュー」と言って無視して歩いていると
ドライバーではなくて、駅員さんでした。
でも何言ってるのか分からない。

よくよく聞いてみると、悠遊カードで清算できていなかったらしい。
3アワーズなんちゃらって聞こえたので、
悠遊カードは3時間を超えると機械の読み取りができなくなるようで。
私達、連絡が悪くて台北駅の改札を通ってから
楽勝で3時間超えていたから。

駅員さんに悠遊カードを預けたら清算してくれたらしく
カードを戻してくれました。
杁亜ちゃんたちは途中駅から乗ってきたので3時間は経っていなくて
ちゃんと清算できてた模様。


んで、やっとランタンのお店に行ける~~♪
もうすっかり夜なので、ほとんどのお店は店じまいしちゃってました。
営業してるのはランタン屋さんくらい。



この竹でできた短冊みたいなものは「許願筒」といって

竹筒に願い事を書いて吊るすと叶うとされるもの。

七夕の短冊みたいですね。

終点の「菁桐駅」がメッカらしいですが十分でも見ることができました。








駅からちょっと離れた商店街があるところの線路。

電車は1時間に1本程度しか来ないので

線路の上を自由に行き来しています。








ランタンに願い事を書く観光客。

この時間でも結構人がいて一安心。




ランタン屋さんも客引き合戦が激しくてねぇ。
値段はどこも同じだと思うのだけど。
日本語がしゃべれるおばあちゃまがいるというお店に行ってみました。
(線路沿いだけど、商店街からちょっとはずれたところにありました)
残念ながらおばあちゃまはもう就寝した後でした。

ランタンは4面あるのですが、色によって願い事が異なります。
4面同じ色なら150元。4色なら200元。
私達は4人で4色(2番)のランタンを上げる事にして、お願いごとを書き込みました。

欲張りな8色や9色はどうなってるんだろね?





願い事が書けたらいよいよランタンを飛ばします。
お店のスタッフが、渡したスマホでいっぱい写真と動画を撮ってくれました。
ブレたりピンボケもあるのだけど(-_-;)
お願い事を書いた4面すべて写真に撮って、
火を灯して膨らんだランタンも撮ったところでやっと飛ばします!





中に燃える芯が入っていて火を点けるとふわっとランタンが浮いてくるよ。






そ~れ、飛んでゆけ~~~!!!












ランタン屋さんで売っていたお土産のミニランタン。

記念に1個買いました。







無事ランタンを飛ばす事ができて良かった。
お店でトイレを借りて(紙は自前)帰りの電車に乗らねば!

駅に向かう途中看板がありました。
一応線路内に入ってはダメらしい。
でも観光として容認されちゃってるのです。今のところ。




再び瑞芳駅に到着






本場のランタンフェスティバルでは空一面にランタンが飛んで行き圧巻のようです。
でもこのローカル線に観光客が押し寄せたら、

隅田川の花火大会みたいに混み合って大変なことになりそう。

ひとまずミッションクリアできて良かったです。
帰りは行きよりも連絡がよく、あまり電車待ちせずに帰れました。