豆漿の朝食後は、台北でパワースポットと言われている

龍山寺へ行ってみました。

最寄駅名も龍山寺駅。

駅から出たら土砂降りの雨になっていました。

梅雨だからねぇ・・・

入口には池と滝が作られています。




龍山寺は清時代に建てられた台北最古のお寺で、

故宮博物館や中正紀念堂などと並ぶ台北の一大観光名所だそう。

生活環境が悪く疫病が流行したため、

神のご加護と平安を祈る為に1738年に建てられたのが龍山寺の始まり。

龍山寺は伝統的な中国の 四合院宮殿式を採用し、

北を背に前殿、本殿、後殿、左右の鐘樓、

鼓樓と回廊で「回」の形に構成されています。




なので、順番にこの回廊を回ってお参りするのがお作法とのこと。

入口で長いお線香を1本無料でいただけるので

そのお線香を高い位置に掲げお参りし、

最後に香炉に挿します。


第二次世界大戦中には、

米軍の空襲により本殿が全焼する大惨事だったにもかかわらず、

この観音菩薩像だけはまったくの無傷だった為、

当時観音様のお膝元は絶対安心だと信じられ、

空襲の度に人々は龍山寺に集まったと言われているそうです。

それがパワースポットの所以なのでしょうか。



大雨にも関わらず、この日は女性の参拝客が

何か特別なお経を集団で唱えていました。



至る所に龍が装飾に使われており、

その造りは芸術性の高いお寺さんです。


雨は一向にやむ気配もなく…

チェックアウトまではまだまだ余裕がありますが

無理せずホテルに帰る事にしました。