2015年3月6日~3月24日までコレド室町1の中にある日本橋三井ホールにて
『食べるアート展 L'art de Rosanjon』
―魯山人と新・美食倶楽部―
開催中です。
 
 
 
デジタルアートと食との融合というちょっと変わった趣向の展覧会でした。
北大路魯山人と言えば芸術家であり美食家であった
もはや伝説の実在の人物。
魯山人ゆかりの銀座九兵衛の出展もあり、
なかなか興味深い展覧会となっています。
 
 
度肝を抜く巨大なお皿は、魯山人が久兵衛の為に制作した
 「於り遍 鳥文俎板盤 おりべ ちょうぶんまないたざら」を巨大化したもの。
 長辺は2mくらいありましたよ~~
 
裏側はこんな足が付いているんです。
そして魯山人作の証「ロ」のマークも刻まれていました。
 
 広い会場へ入ると・・・(ここは金魚アート展もあった所です)
 
日本橋の老舗『てん茂』のバーチャル体験のコーナーが。
 
暖簾をくぐって中へ入ると天ぷらを揚げる美味しそうな音が流れてきます。
 あたかも目の前にある光景みたいなんですけど
これ、映像なんです。
 
 反対側へ回ると、料理人目線のバーチャル体験ができます。
 
 
会場奥に何やらありました。
 
 ケースに入っているのは、先ほど巨大オブジェを見たばかりの
  「於り遍 鳥文俎板盤」の実物です。
 実際に銀座久兵衛で、こちらのお皿に握りを盛り付けているそうです。
 
 
 
 
 その横には・・・
出張版、銀座久兵衛が!!
 
会期中18時~21時まで、数量限定ですが
この会場で漱石2枚で銀座久兵衛の握りがいただけます!!
 用意されているのはこはだと鮪ですよ~。
ツメ醤油を刷けでさっと乗せてもらって・・・
 #59130;#59130;こっ、これが銀座久兵衛のお寿司#59130;#59130;
 
よ~~~く味わっていただきました。
シャリはほんのり温かく、甘さを抑えた酢飯なんんですね。
特にまぐろが美味しかった!
柔らかいけど、弾力もあって、口の中で鮪が主張してるんです。
 
 ご馳走様でした!
 
 
実食できるコーナーその2は
KEISUKE MATSUSIMAの真空調理の
『鴨胸肉の真空調理 3種の味で』です。
 表面に焼き目を付けてから、専用の真空バッグに入れて
調理をする新しい調理法で作られています。
 
サイコロ状で、ハムのように中はしっとり仕上がっていました。
結構ボリュームがありました!!
 
 
ウイスキー「響」のコーナーで、ハイボールをいただきました。
 
 
お酒に弱い体質なので、薄めに作っていただきました。
香りがいいですね~
 さっきの鴨肉と一緒にいただけば良かったわ(^^ゞ
 
 
その他の展示ではバーチャル懐石料理体験も
 
真っ白なお皿が並べられていて、その前に立つとプロジェクターから
御料理が投影されるんですよ。
懐石料理の順を追って、まるでお料理を順に味わっているかのような
体験ができました。
 
真っ白な魚型のお皿に絵柄が投影され・・・
 
 お刺身が乗り・・・
 
 お醤油も投影されてお料理の完成!
 
 
 
 先付、八寸、煮物、焼き物など、順を追って楽しめました。
 
 
この他にも美食の本のバーチャル展示体験コーナーがあったり、
物販コーナーや、ちょっと飲食できるバーコーナーもありましたよ。
 
 
3月24日までの会期ですので、
お仕事帰りなどに覗きに行くのもよいかもしれません。
 
 
◆食べるアート展◆
食べるアート展でしかできない6のこと
http://www.timeout.jp/ja/tokyo/feature/10681
◆場所
日本橋三井ホール (COREDO室町内、エントランス4階)
◆料金
入場券 1,000円
美食の一品(銀座 久兵衛) 1,800円
食のLABORATORY(KEISUKE MATSUSHIMA) 1,300円
 
◆日程
2015年3月6日(金)~24日(火)
◆時間
11時00分〜23時00分 ※最終入場は22時30分
 
※美食の一品 営業時間
銀座 久兵衛 3月6日(金)〜24日(火)18時00分〜21時00
21日、22日の昼帯には紀尾井町 福田家の食事が味わえます
※会場内以外に来場者用の着席スペースなし。