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第4回アマニフォーラムセミナーを受講しました! [ブログレポート]
第4回アマニフォーラムセミナー
~医療の最新情報と正しい栄養情報の提供~
日本製粉株式会社からのご招待で、
~医療の最新情報と正しい栄養情報の提供~
日本製粉株式会社からのご招待で、
上記セミナーを聴講してきました!
会場はお茶の水ソラシティ カンファレンスセンターでした。
第一回のセミナーに参加していた様子は【こちら】です。
アマニは「亜麻」という植物の種子(亜麻仁)です。
外見や味はゴマに似ています。
産地はカナダ・中国・ロシアが全体の60%を占め
近年日本において健康食品として注目されています。
日本製粉株式会社:NIPPN(ニップン)がアマニオイルやドレッシングなどを
製造販売していますゴマに似た植物「アマニ」が健康に良いことから
どのように生活に取り入れたらよいのかの
ヒントがいっぱいのセミナーでありました。
当日のレジュメなど
千葉大学名誉教授 齋藤康氏の御挨拶からセミナーは始まりました。
第一部 フレイル予防は「総合知」によるまちづくり
-オーラルフレイルから何を伝えるのか-
東京大学 高齢社会総合研究機構 教授 飯島勝矢氏
「フレイル」とは健康と要介護の中間的位置で
要介護に移行しそうな「虚弱」という位置付け。
筋肉が衰えを見せると様々な問題が起こり
『サルコペニア』という状態に陥り
やがては要介護状態に。
口元の虚弱=オーラルフレイル状態に陥ると
だんだん食物が食べられない負の連鎖に。
サルコペニアの指標として、自己測定の方法があります。
それは『指輪っかテスト』です。
ひとさし指と親指で作る輪っかでふくらはぎを計ります。
隙間ができてしまうと要注意!!
それは筋肉量が減少してサルコペニアに
移行しつつあるという1つの指標になります。
フレイルに陥らない為には、食事から栄養を摂る、
運動、社会参加、趣味活動などを心がける事が大事。
第二部 公益社団法人 日本栄養士会
常任理事 石川祐一氏
超高齢化社会を迎えて
-管理栄養士ができること-
高齢になると、喉の機能が低下し嚥下障害を起こしやすくなる。
嚥下障害:食物を飲み込み辛い、噛めない、むせてしまう。
食事が苦痛になり、食べたくない⇒低栄養状態に。
嚥下障害の為に食べられない、低栄養、認知症という
負の連鎖が起こり得る。
「食べられない・食べたくない」から食べられるようにするには。
食事の形態を工夫して、「食べられる」ようにする。
飲み込み易いとろみをつけた食事、食器の工夫など。
アマニ油でカロリーアップを図ることも。
高齢者を低栄養に陥らない工夫を地域包括ケアで行っていくことが大事。
第三部 日本製粉株式会社 川口康平氏
健康な食生活を実現するアマニの活用法
一面の青い花は「アマニ」の花です。
アマニ(亜麻仁)は本来繊維用作物でしたが、
その種子が非常に栄養価が高いことが分かり、
食用として用いられるようになりました。
生産量の約60%がカナダ、中国、ロシアなどの寒冷地で生産されています。
(アマニはゴールデン種とブラウン種があります)
主な消費地は北米、ヨーロッパで1人あたり年間1キロを食べています。
これは日本人がゴマを消費する量に匹敵しているそうです。
カナダのアマニ市場では
雑穀→アマニパン→健康補助食品としての用途が多い。
成分を見てみると・・・
オメガ3脂肪酸が多い事が分かります。
アマニ油とえごま油は赤のオメガ3(α-リノレン酸)が多く、
ゴマ油、大豆油、とうもろこし油は青のオメガ6(リノール酸)が多い事が分かります。
オメガ6は健康によろしくない要素が含まれています。
オメガ3のα-リノレン酸を多く摂るよう心掛けることが大事だそうです。
アマニの成分特徴の1つ「アマニリグナン」
1%の含有量ながら、人体に良い影響を与える栄養素なので
摂取するのがおすすめだそうです。
オメガ3脂肪酸を摂取するには、1日あたり油なら小さじ1杯
ローストアマニ粒・粉末なら大さじ2杯でOK!
優良アマニ商品には認定証が表示されますので
ひとつの目安になっています。
日本製粉のアマニ原料は4つの安心基準を満たしています。
(ゴールデン種は総生産量のわずか5%の品種です)
アマニ製品の数々(お土産もいただきました!)
アマニは様々な食品に使われるようになってきました。
オリーブオイルのように化粧品にも使われるように!!