試写会「RAILWAYS～愛を伝えられない大人たちへ～」

ここぷりさんの試写会プレゼントに当選して「RAILWAYS～愛を伝えられない大人たちへ～」を見てきました！

主演は三浦友和さん、余貴美子さん。

富山地方鉄道というローカル線の運転士を42年勤めあげ、定年間近の主人公滝島徹（三浦友和）は、妻佐和子（余貴美子）が結婚を機に１度は退職した看護師の仕事を再開すると宣言した事に戸惑います。

ずっと長い間夫婦でいたのにお互いこれからの人生、何をしたいのか理解し合えず心はすれ違い、佐和子は意思を貫き通す為、離婚届けを残し家を出てしまった。

自分の妻がまさかこんな行動に出るとは思いもよらず、平静を装いながらも動揺を隠せない徹の姿が少々滑稽に見えました。

三浦友和さん、時折面影がなぜか小野寺昭さんに似てるみたいな・・・。

カッコよく歳を重ねられましたね。

とても頑固で不器用な昭和の男を演じられていました。

元は西武鉄道のレッドアローだったという単線・２両編成のローカル線。

雪の残る黒部の山々をバックに走っている風景はのどかで郷愁をそそります。

同僚役の中川家礼二さんのオトボケ演技も光っていました。

淡々とした序盤・中盤でしたが、ある出来事から物語は急展開。

後半は一気にストーリーが進み、気持ちの良いエンディングを迎えました。

恋愛映画は20～30歳代が花みたいな作品が多い中、熟年夫婦の愛というものを見させてもらった作品でした。