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「風立ちぬ」を見たよ~ [シネマ]

IMG_2727_s.jpg見る予定ではいたのですが、やっと見に行ってきました。
 
宮崎駿監督が長編映画制作から引退のニュース後だったせいもあり、レディースデーでしたが男性客も多く客席は8割くらい埋まっていました。
 
ん~~、何と言うかオリジナルストーリーではなく
実在の人物の半生を描いたお話なので、そんなに起伏の無い淡々としたストーリー展開だったように感じます。
 
前宣伝で見た、飛行機の効果音が音効さんによる口で出した音だというのを思い出しながら聞いてみたり、関東大震災時のモブシーンの動画が凄かったのを見入ったりしていました。
 
色彩設計は1度現役を退いたベテランの方が復帰して担当されたんですってね。
画面の印象がジブリカラーだなぁって思いました。
 
あとね、堀越二郎のメガネの描写!彼は近眼でなので実際の顔の輪郭より内側に描かれているのですよ!そうそう!って妙に感心してしまいました。
 
そしてジブリ独特の感情が昂ぶった時に髪の毛がもわ~っと膨らむ表現もありました!
 
エンディングの曲、ユーミンの「ひこうき雲」・・・
”空に憧れて”という歌詞を考えると、宮崎監督自身もそう思って
いたんだろうなって感じました。
ナウシカ、ラピュタ、魔女宅、紅の豚は皆空を飛んでるし。
その他の作品でも飛行シーン出てきますもんね。
千と千尋もハクと飛んだり、トトロも飛んでるよね~。
 
 
さて、声の出演の件ですが・・・
 
庵野秀明監督はあの中に一人演技素人が演じている訳ですから『異質』でしたね。
ヒロイン役の瀧本美織さんは違和感なかったです。
他の役者さんたちは適材適所といったキャスティングでした。
庵野監督は、あの絵面からは想像できない声なのですよ。マッチしていないというか。
二郎さん、少年みたいな顔なので、声だけおじいさんみたいなの(←失礼)
 
時々、「お、このセリフ良いじゃん!」なんて聞いていたんだけど。
なんというか”朴訥”(ぼくとつ)とした語りというのかな
流暢にしゃべるのは苦手な人というのを表現したかったのかな宮崎監督は。
 
キャラクターの絵が、もっとおじさんっぽい顔をしていたら
印象は違っていたかもしれない。 そう感じました。
 
 
総評としては佳作といったところです。
私は血沸き肉躍る展開の「天空の城ラピュタ」と「風の谷のナウシカ」が好きなので
その2作に比べたら娯楽作ではないよな~ってね。
ただ、とても丁寧に作られた作品であることは間違いないので佳作としました。

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