老舗料亭金田中のモダンな新しいお店OPENinオーク表参道

街の散策にいい季節になったので、

まゆりんとお出かけしましょうと表参道へ行った時

ランチに選んだのが「茶酒　金田中」です。

 

元はモリハナエビルだったところにオーク表参道ができ、

その２階にお店はあります。

 

が、ビルのどこにもお店の表示が無くて焦った(^_^;)

本当にここにあるのかお店に電話して尋ねてしまったよ・・・。

 

ビルの中央にエレベーターがありますが、

案内されたのはビルの脇の階段から。

 

お店の印象は『和モダン』 でしょうか。

細長い通路といったくらいの苔庭に面してお店があります。

庭に面した客席は天井までオールガラス窓でとっても明るい。

その日は窓が開放されていました。

清々しい外気が入ってきましたよ。

 

客席は檜の長テーブルが２本、高低の２段になって並んでいました。

こんな雛壇みたいな作り、見た事ない。

 

通された席は雛壇の上の方。

上の段だとお庭が見下ろせて、客席全体も見渡せます。

 

 

客層は平日のランチ時でしたが、

ビジネスランチで利用しているグループが目立ちました。

 

とっても薄いグラスにはレモン水が。

おしぼりの出し方も上品ですね。

 

 

前置きが長くなりました。

2800円のランチをオーダー。＋200円で食後のコーヒーも。

ランチはプリフィクス方式というのかな、メインのご飯もの２品を選べます。

 

前菜は共通です。

刻み野菜と枝豆のすりながし。

 

刻み野菜の下の器に醤油ベースのドレッシングが入っていて、

野菜を入れていただきます。

 

枝豆のすりながし・・・和風お出汁が効いている和風ポタージュですね。

器も涼しい冷製で、さっぱりといただけました。

 

 

お野菜はこのようにいただきます。

 このような盛り付け、食べ方は初めて！

ちょっとしたサプライズです。

 

 

みやびが選んだメイン２品は、伊達鶏すき焼ごはんとちらし鮨。

 大きく見えるかもしれませんが、手前の器は少し大きめのお茶碗くらいです。

ランチではハーフポーションなんですって。

でもご飯×ご飯で、ちょいとボリューミーになったかも～～

 

２品選べるのは欲張りさんには嬉しい方式ですね。

キャベツの浅漬けは キューブ型の盛り付けです。

 

 すき焼きの割り下は、みやびの大好きな甘口で濃い目。

お肉の中に軟骨入りのつくねも入っていました。

卵の黄味を割って絡ませて、至福の時・・・

 割り下も味わいたかったので、ご飯にかけてしっかりいただきました。

 

 

 ちらし鮨の上は刻み山椒の葉がいい香りの穴子がトッピング。

酢飯の味加減も好みでした。

 

 

まゆりんは鯛茶漬けと翡翠麺。

まゆりんは汁×汁でしたね。

 

鯛茶漬けの鯛は味噌漬けにしてあるようで、下味バッチリ！

お出汁をかけて半生になる寸法。

 

 翡翠麺は緑色が鮮やかでキレイ～

お汁は濃厚なお出汁が効いていてさすが料亭のお味だと思いました。

 

 

 

デザートの桜の峰岡豆腐。

 塩漬け桜がアクセントの牛乳プリン。優しい味です。

器は外側を焼いた竹筒でした。

青竹は痛みやすいので、焼いた方が使い勝手が良いのだそうです。

 

 

 食後のコーヒー

軽目のコーヒーで飲みやすかったです。

 

こちらの器も木製。桜のくり抜きだそうです。

とても手に馴染む食器ですね。軽くて手触りが良かった！

熱を通さないので熱々のコーヒーも楽に持つことができますよ。

 

ミルクとお砂糖入れも味のある入れ物。

 

 

料亭の味をリーズナブルに味わえたのが良かったです。

 

 

窓に面していない落ち着いたテーブル席も２つありましたので、

見知らぬ人と隣同士になるのが苦手な方はそちらをリクエストすると良いかも。

 

 

 

茶洒 金田中 （カフェ / 表参道駅、明治神宮前駅、外苑前駅）
昼総合点★★★☆☆ 3.5